探鳥地案内 市街地の中に突然!? 谷津干潟

千葉県習志野市、まさに臨海地域という感じで、高速道路・鉄道の高架橋が行きかい、集合住宅が林立する都会の風景が広がっています。
そんな中に、不自然極まりない長方形の干潟が存在しています☆
今回はそんな、都会の中に取り残された干潟、谷津干潟を紹介します☆

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何処にある?

千葉県習志野市谷津・秋津エリアにあり、東京湾から少し内陸側に位置しています。
干潟の一部上空を、東関東道・国道357号線・JR京葉線の高架が走っており、如何にも人工感が漂う一見ため池?とも思える姿をしています。

どんなところ?

一見街中にある大きな池かと思うような見た目ですが、東京湾と2本の水路でつながっており、潮の満ち引きによって水位が変わる干潟です。
面積は約40hと広大で、周囲には遊歩道・観察センターなどが整備されています。
人工的な長方形の形になったのには、理由が有ります。

水鳥の楽園☆

 

 

 

 

 

 

かつて東京湾の干潟はことごとく工業地域や住宅地開発のために埋め立てられていました。
この習志野も例外では有りませんでしたが、ちょうど、谷津干潟の有るエリアが、旧利根川放水路計画の用地として大蔵省が所有していたため、開発を逃れ今の形の長方形に残されたという経緯が有ります。
この干潟が運良く残されたことで、周りが開発され、住処・拠り所が無くなった水鳥や、渡り途中のシギ・チドリが次第に集まるようになってきます。

ウミネコ参上!!

 

 

 

 

 

 

過去には、埋め立てる計画も持ち上がったようですが、野鳥たちの貴重な住処になっている事が重要視され計画は中止されています。また、保護活動等も盛んにおこなわれた結果、1988年には鳥獣保護区の指定を、さらに1993年にはラムサール条約にも登録され、世界的にも貴重な干潟という事が認められました。

関連:ラムサール条約って何だろう☆

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アクセス

公共交通機関

京成谷津駅より徒歩約30分
JR京葉線新習志野駅・南船橋駅よりそれぞれ徒歩約20分
JR総武線津田沼駅よりバスでもアクセスできます。

車の場合

東関東道谷津船橋ICより1分
京葉道花輪ICより約10分

 

みどころ

干潟を中心に周囲には遊歩道が有り、様々な角度から干潟を観察することができます。
また、谷津干潟自然観察センターという施設が有り、有料では有りますが、様々な情報を得たり、観察デッキが有ったりと見どころも多いです。
常駐でレンジャーが在籍しており、自然学習のプログラム等もあるようなので、子供連れにもうれしい施設となっています。
見られる鳥は、ウ・サギなどの留鳥はもちろん、やはり渡り鳥が多くみられるのが魅力です。

鵜・鷺がいっぱい☆

 

 

 

 

 

 

関連:こんな鳥がいっぱい☆

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特に、移動中にわずかな期間しか日本に滞在しない旅鳥の貴重な休息地として、多くの野鳥たちがここを経由します。
年間を通しておよそ110種、うち水辺の鳥が70種と、非常に多くの種の野鳥と出会える場所です。
迷鳥が訪れる確率が高く、よく珍しい鳥が迷い込んだという話題を耳にします。
ちょうどいい場所にあるんでしょうか?
迷鳥が見られる場所はなんとなく集中する気がします。ここもそのうちの一つですね。

 

残念ながら、少し内からは遠いのでなかなかタイムリーに足を運べないのですが、いつか渡りのシーズンど真ん中にじっくり観察してみたい場所です。

さいごに

都内からさほど離れていない都市部のど真ん中に突如として現れるラムサール条約登録地です。
このギャップがかなり衝撃的ですね。
見られる野鳥の種類も多く、特にシギチドリファンの方にとっては聖地と呼んでもいいのではないかというような場所です。
シッカリとした観察センターという施設も整っていて、勉強にもなりますし、運が良ければ迷鳥にも会えるかもしれない素晴らしい場所です。
余り離れていないところに、三番瀬というこちらも有名な干潟エリアが有りますので、併せてジックリ水鳥観察もいいのではないでしょうか☆

 

 

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