野鳥図鑑  雨音のような声で鳴く鳥 ヤブサメ

雨にもいろいろな降り方が有ります。最近話題のゲリラ豪雨なんかは風情もくそも無いだたの脅威でしかありませんが、高原の霧雨や、雨粒の小さいしとしと降る雨などは、それはそれで風情が有っていい景色と感じます。
このしとしと雨の「しゃーー」っというような独特な雨音のような声で鳴く鳥、ヤブサメを紹介します。

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まずは体の特徴です。 大きさは10cm~11cmと日本に生息する鳥の中では最小クラスの大きさです。
体の色ですが、背面は暗い褐色、お腹側は淡い褐色で、白っぽい眉のような眉斑、暗い褐色の過眼線が良く目立つ表情豊かに見える顔立ちの鳥です。
尾が非常に短いのも特徴です。
ウグイスを小さく、尾を短くしたイメージでしょうか、色合いなどは非常にウグイスに似ています。

小さくて地味☆

 

 

 

 

 

 

関連:色合いがそっくりな鳥のウグイスはこちら☆

野鳥図鑑 春と言えばこの鳥 ウグイス

 

次に生態ですが、南は九州・屋久島から北は北海道、また対馬・隠岐・佐渡ヶ島などの離島まで広い範囲に、繁殖のために夏鳥として渡ってきます。
平地から低山地の森林や藪地、特に沢沿いを好み生息します。
藪の中からなかなか出ることは無く、姿を見せてくれない鳥です。
鳴き声が特徴的で、「シシシシシ・・・」と段々尻上がりに高く大きくなる声で囀ります。
後半は余りの高さに聞き取れない人もいるくらいです。
なかなか姿を見せないヤブサメを探すには、この声をヒントにするのが効率が良いです。声がする方向の藪の切れ目などに出てくるのを待つのがいいでしょう☆

なかなか見やすい所には来てくれない☆

 

 

 

 

 

 

 

さて、ヤブサメと聞くと、馬に乗った武士が、馬で駆けながら弓を放つ流鏑馬をイメージする方がほとんどではないでしょうか?

カッコいいですよね、一度生で見てみたい!!

ヤブサメの名前の由来ですが、クチバシが矢の先端、鏃(やじり)に似ていたからでしょうか?

それとも矢の後ろについている羽、矢羽に使われたからでしょうか?

 

実はどちらでもありません。

ヤブサメは漢字で書くと藪雨と書きます。 先ほどの特徴的な囀りの声が、雨音のように聞こえる事から、藪にいる雨のような声で鳴く鳥ということで、ヤブサメという名になったという説が有力です☆

なかなか昔の人はカッコイイ、粋な名前の付け方をしますよね、キクイタダキ(菊頂)なんかも、漢字を見ると、なるほど!!と意味が分かる、凄いセンスだと思いました。

こちらはキクイタダキ☆

 

 

 

 

 

 

関連:粋な名前のキクイタダキはこちら☆

野鳥図鑑 菊を冠する鳥の王 キクイタダキ

 

 

軽井沢の野鳥の森で一度だけ見た事が有るのですが、3~4羽でちょろちょろと地面を動き回っていました。

本当に小さくて、可愛い鳥です。
尾が短いのがまたいい感じの可愛さを演出していますね。
なかなか、姿を見せてくれることの少ない鳥ですが、雨音のような風情のある声が探すヒントです。声が聞こえたら、少し粘ってみましょう☆
きっと、小っちゃくてかわいいヤブサメが見られるはずです☆

関連:軽井沢では見れるかも☆

探鳥地案内 長野県 春の軽井沢野鳥の森

 

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