探鳥地案内 渡良瀬遊水地(谷中湖)夏編

今回は渡良瀬遊水地です。 エリアが広大なので、谷中湖と旧谷中村跡地と、第1第2第3調整池との2エリアに分けて紹介をしようと思います。

基本情報

渡良瀬遊水地って

渡良瀬遊水地とは、栃木県・群馬県・埼玉県・茨城県の4県に面した広大な面積を誇る遊水地です。
渡良瀬川に思川・巴波川が合流する地点の湿地帯全体を堤で囲うようにして作られています。
ラムサール条約に登録された日本でも有数の湿原で大変貴重な場所となっています。
元々は足尾銅山の鉱毒事件を受けて、鉱毒を沈殿させる目的で作られたといわれており、今現在も遊水地の土壌には微量ながら銅などが含まれているそうです。

関連:ラムサール条約についてはこちら★

野鳥豆知識 水鳥を守ろう! ラムサール条約

 

堤の内部の面積は、約33㎢ 東京ドーム約770個分です。もはや広すぎて例えになっていませんね。
内部にはゴルフ場や、展望台、一部畑等もありますが、基本的には家等の建物はありません。
高架電線等もなく空も広いことから、スカイダイビングが行われていたり、気球の競技会が開催されています。
堤内は車が通れる道と、自転車・歩行者の通れる道がいろんなルートで整備されています。
綺麗な青空に浮かぶ気球はとても幻想的で綺麗で見とれてしまいますね。
バールーンフェスタ等、多くの気球が飛ぶ日が決まっていますので、一度は見たい風景です。

 

なにがある?

渡良瀬遊水地は大きく2つのエリアに分けることが出来ます。

谷中湖という池を中心としたエリアと、調整池と呼ばれる葦原・湿原からなるエリア です。

谷中湖周辺のエリアは、池の周りの周回道路・池を分断する道路からなり、道路の両脇には様々な木々がはえています。
所々に広場が設けられており、木々も整備されています。また近接するエリアに旧谷中村跡地というエリアがあるのですが、このエリアは、葦原と林が入り混じっており、散策路が整備されています。
背の高い木が比較的多く、また周回路に近いことも有り、谷中湖エリアに含めて案内したいと思います。

調整池エリアは、広大な面積の湿原で、葦原が広がっています。
ところどころに高い木もありますが、見渡す限りの湿原となっています。
春先に行われるヨシ焼でも有名です。

広大な湿地☆

 

 

 

 

 

 

アクセスは?

マイカーの方

東北道の舘林ICから国道354号を古河方面へ約20分で湖岸道路に出るので、北エントランスか中央エントランスで堤の中へ

電車の方

東武日光線柳生駅より徒歩20分で中央エントランス

東武日光線板倉東洋大駅より徒歩20分で北エントランス

に、着きます。
比較的首都圏からもアクセスしやすいのではないでしょうか☆

谷中湖初夏のみどころは

中央エントランスから周回道路の林には、ウグイスカワラヒワ等の野鳥が観察できます。

池の畔には林が続く☆

 

 

 

 

 

 

芝生や草地にはスズメムクドリ・道路にはセキレイ類も見られて賑やかです。
上空には、トビやハヤブサ等の猛禽類、カモメ等の水鳥も観察できます。 池にはサギ類や鵜等の水鳥がおり、こちらも非常に賑やかです。
ただ残念ながら、谷中湖の中央に観察小屋があったが、今は老朽化のため立ち入り禁止になっていました。

谷中湖の北側にあたる旧谷中村エリアには、葦原を好む鳥たち、ホオジロオオヨシキリが賑やかに囀り、オナガが姿を現すことも有ります。
葦原に混ざって林立する高木をしっかり観察すると、かなり高い確率で、トビやノスリといった猛禽類が羽を休めているので確実にチェックしたいところですね。
稀にオオタカが止まっていたりするので、ビビります!!

高木に注目!!

 

 

 

 

 

 

 

葦原にもいろいろな鳥が!!

 

 

 

 

 

 

関連:渡良瀬を代表する鳥の詳細はこちらへ☆

野鳥図鑑 夏の季語 行々子

野鳥図鑑 ちゃんと狩るわ!! ノスリ

 

注意事項としては、日影があまりないので、帽子と水分はしっかり持っていくことと、ランニング・ジョギングしている方、サイクリングをされている方も多いので、周囲を十分確認しましょう。

さいごに

冬場の猛禽類で有名な場所なのですが、初夏も十分いろんな鳥が観察できる場所です。

首都圏からそう遠くないところにある貴重なラムサール条約登録の湿原、ぜひ訪ねてみてください。

 

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