探鳥地案内 長野県 戸隠森林植物園 春 5月編

こんにちは、hijikiです。

早速ですが、長野県長野市にある善光寺とならんで有名な寺社に戸隠神社があります。
近頃はパワースポットとして脚光を浴び、観光地としても栄えていますね。
実は、この戸隠神社のすぐ近くに、知る人ぞ知るバードウォッチングの聖地があります。
それが、今回紹介する戸隠森林植物園です。

スポンサーリンク

基本情報

何処にある?

冒頭でも書いた長野県にあるパワースポットとして有名な戸隠神社。一番有名なのは中社と呼ばれる建物ですが、少し離れたところに戸隠神社奥社という建物があります。 こちらの建物にも駐車場が整備され、参道には多くの参拝者が溢れています。この奥社への参道が戸隠山への登山道ともなっており、多くの登山客も通るルートです。 実はこの参道の脇に聖地はあるのです。

どんなところ?

敷地面積約70ha・東京ドーム約15個分の広大な敷地の中に、池や、湿地、広葉樹林・針葉樹林と様々な自然環境が詰まった何とも贅沢な場所です。 敷地内には木道で整備されたバリアフリー散策路や、周遊路、また奥社参道・鏡池へのルートなどの様々な遊歩道が整備されており、時間によっていろいろなコースを設定して楽しめます。

また、駐車場も整備されており、車でのアクセスも可能です。ビジターセンターの他にもトイレがいくつか有り、長時間の探索にも安心です。 ただ一部のトイレはバイオトイレという方式をとっていますので、よく使用上の注意を読んで使いましょう。

駐車場近くにはビジターセンターがあり、様々な展示や、情報が見れますので、ぜひ一度は覗いてみることをお勧めします。

花と鳥の楽園☆

 

 

 

 

 

 

遊歩道は人はすれ違えるほどの幅は有りますが、三脚を広げてしまうと邪魔になってしまう可能性がありますので、一脚が便利です☆

 

アクセスは?

公共交通機関の場合

JR長野駅よりバス・タクシーで約1時間

北しなの線黒姫駅よりタクシーで約30分

車の場合

上信越道長野ICより長野市内を抜け戸隠バードライン経由で約30km

上信越道須坂長野東ICより浅川ループライン経由で約35km

上信越道信州中野ICより国道18号・飯綱リゾートライン経由で約35km

上信越道信濃町ICより国道18号・信濃信州新線(県道36号)経由で約20km

戸隠バードラインには、善光寺の裏辺りに、七曲りと呼ばれる凶悪なヘアピンカーブの連続した山道があるので運転の際はお気を付けください。 初見だと結構怖かったです。

春 5月頃の見どころ

全体的にまだ広葉樹の葉っぱが育ってないので、観察しやすい時期です。
カラ類・キツツキ類やキバシリ等の留鳥をはじめ、キビタキ・コサメビタキ等の小型の夏鳥も少しづつ渡ってきていて観察できます。 アカハラの大きな声がよく通りますね☆
ホトトギス・カッコウ・ツツドリといったカッコウの仲間が渡ってくるのはもう少し後ですかね。5月後半にはもしかしたら聞けるかもしれません。
では、各エリアごとに見ていきましょう。

まだ葉が少ない☆

 

 

 

 

 

 

みどりが池・中央広場

植物園の駐車場から最初につながるのがこのエリアで、トイレやビジターセンターが整備されています。 あまり大きくない大きさの池と、少し開けた広場が広がっています。

桜も綺麗

 

 

 

 

 

 

池にはカモやカイツブリが泳いでいて長閑な雰囲気です。 池の周りの木にはシジュウカラなどのカラ類、アオジ・コサメビタキ等の小鳥が多い気がします。 比較的背の低い木が多いので目線近くで観察できるチャンスがあります。 逆に背の高い杉の木には時折アオゲラ等の大型のキツツキがやってくるので、要注意です。

関連:ここで登場した鳥達の詳細はこちらへ

野鳥図鑑 黒いネクタイ シジュウカラ

野鳥図鑑 青い??緑?? アオジ

中央広場~高台園地

少し狭い土の道になります。 両側に明るい林が広がります。 広葉樹と針葉樹が混じるような形になるので、様々な野鳥が見られます。 ゴジュウカラやキバシリ等の木の幹を好む鳥が多い印象があります。 また、アオジ・コサメビタキ等の小鳥も引き続き観察できるエリアです。

高台園地は植物観察園・水芭蕉の小道・外周歩道への分岐があります。

関連:ここで登場した鳥はこちらで紹介しています☆

野鳥図鑑 ハリネズミみたいな鳥 キバシリ

野鳥図鑑 森の忍者 ゴジュウカラ

植物観察園

高台園地の脇にある庭園風の場所です。ぐるっと周回できる道が整備されています。 野鳥のための水飲み場になりそうなものも配置されています。
ただ、余りこのエリアで野鳥を観察できた記憶がありません。 たまたま巡り合わせが悪かったのだと思います。

スポンサーリンク

中央広場~入口広場(木道)

こちらは先ほどの高台園地とは違う方向、奥社参道の入口方面へ向かう道です。
木道が整備されています。 入口広場には、バリアフリー歩道・せせらぎの小道への分岐があります。 バイオトイレも整備されていて、ここを起点に散策してもよいかと思います。
木道の区間は、片側が傾斜面・片側が平地・湿地となっていて、特に湿地側は視界が広いので観察にはよいかと思います。 ここもコサメビタキやアオジが多いイメージです。

入口広場に近づくにつれて、鳥の声がだんだん増えてすごく気分が高揚してくる導入部としては掴みはOK!!って感じの道です。

バリアフリー歩道(木道)

入口広場から入れる木道です。途中ことりの小道・杉の森への分岐があります。直進すると水芭蕉の小道へ繋がります。入口広場から向かって右手は比較的視界の広い湿地、左側は明るい林です。しばらく進むと両側とも林になっていきます。広葉樹と針葉樹がうまく混ざり合ってとても良い雰囲気の林です。

このバリアフリー歩道・水芭蕉の小道・せせらぎの小道が一番鳥影が多いのではないかと思います。 コガラ等のカラ類・コサメビタキ・キビタキ・アオジといった小鳥や、アカハラ・サンショウクイといった少し大きめの鳥、アカゲラ等のキツツキの仲間も見られます。

鳥だけでなく、水芭蕉等の湿生植物も綺麗で見どころの多い区間です。

水芭蕉の小道(木道)

バリアフリー歩道から続く木道です。この先木道を進めばせせらぎの小道を経由して入口広場へ戻れます。 木道から外れて少し登る道を行けば高台園地へと繋がります。

道の名前の通り水芭蕉が綺麗な区間です。 外周側はかなり視界の開けた湿地で、内周側は明るい林です。 休憩できるベンチスペースがありよく大砲のようなレンズを持った方がおられるので、何か珍しい鳥が見られるのかもしれません。 個人的にはゴジュウカラの営巣の様子をまじかで見られた事が有るので、その印象が強いです。 湿地ということでミソサザイもよく囀っています。

こんにちは!!

 

 

 

 

 

 

せせらぎの小道(木道)

水芭蕉の小道と入口広場を繋ぐ木道です。 この区間もアオジ・キビタキ・コサメビタキ等の小鳥・ゴジュウカラ・キバシリといった幹系の鳥が見られます。 この一帯共通ですが、鳥との距離が結構近く、じっくり観察できるので、この木道を一周するだけでも満足できると思います。

ことりの小道・杉の森

バリアフリー歩道から外周歩道へ抜ける道です。 少し雰囲気が変わって、背の高い針葉樹が多くなります。 先ほどの明るい林とは違って少し暗い雰囲気となります。 見られる鳥は、やはりキツツキの仲間が多いでしょうか、余り鳥が多い印象はありません。

外周歩道~鏡池

奥社参道にある門から、鏡池までを繋ぐ歩道です。 途中バリアフリー歩道へ繋がる分岐と、高台園地へ繋がる分岐があります。 鏡池まではそれなりに距離がありますので、時間のある方は歩いてみてもよいかもしれません。 見られる鳥は、カラ類・アオジ等の小鳥が多い印象です。 初めてアオゲラを見たのがここなので、どうも個人的にはアオゲラの印象が強く残っていますが。

関連:ここで登場したアオゲラはこちら!!

野鳥図鑑 日本固有種 アオゲラ

ささやきの小道(園外)

外周歩道の延長です。奥社参道から鏡池とは反対方向へ延びる道で、キャンプ場までつながっているようです。 私自身は途中で引き返してしまったので、キャンプ場までは行ってません。 途中までは両サイドとも明るい広葉樹の林が続きます。 途中から背の高い針葉樹林になるので、そこで引き返しました。 広葉樹林には、植物園と同じく、アオジ・キビタキやアカゲラ等の野鳥が見られます。どうもコサメビタキに関しては、植物園の中心部に多い傾向があるのか、あまり見かけませんでした。

アカゲラもバッチリ見える☆

 

 

 

 

 

 

関連:ここで登場したキビタキ・アカゲラはこちらへ☆

野鳥図鑑 アイドルグループ ヒタキの黄色いメンバー キビタキ雄

野鳥図鑑 赤ちゃんでも見分けがつく?? アカゲラ

さいごに

今回は五月の初旬に訪れた経験からまとめを書きました。
やはりこの時期はまだ葉っぱが少なく鳥が見つけやすいというのが大きいです。 まだ始めたばかりの私でも十分に楽しめました。
また、水芭蕉やその他綺麗な湿生植物をはじめ、標高が高いので桜もまだ楽しめたりします。
見どころが盛りだくさんなこの季節、ぜひ聖地巡礼をしてみては如何でしょうか☆

おまけ情報

戸隠といえば蕎麦、ということで戸隠神社中社の前の超人気店へ寄りました。妻がどうしてもというのでそばを食べるのに2時間待ち待ちました。

待っている間に、店主の方が私の持っているカメラを見て、バードウォッチングですか?声をかけてくださって、写真集を見せてくれました。 都内に住む愛好家の方が撮影して写真集にして店へ寄贈したものだそうです。 とてもきれいな写真で、見とれてしまいました。それに、そこにはアカショウビンの姿が!!!
どうも戸隠にも来るようです。
伝説の火の鳥、アカショウビンが!!
訪れた日の前日にも声を聴いたという方が居たようです。

もしかすると、見られるかもしれませんよ!!赤い伝説の鳥が!!

※多くの鳥が繁殖シーズン中です。 追いかけまわしたり、過度なストレスを与えると繁殖に悪影響を与えてしまいます。 ぜひゆったりとした気持ちで、受け身の態勢で楽しみましょう。

 

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)