探鳥地案内 長野県 戸隠森林植物園 初夏編(7月初旬)

長野県長野市にある善光寺とならんで有名な寺社に戸隠神社があります。
近頃はパワースポットとして脚光を浴び、観光地としても栄えていますね。
実は、この戸隠神社のすぐ近くに、知る人ぞ知るバードウォッチングの聖地があります。
それが、戸隠森林植物園です。
今回は初夏の様子を紹介します。

関連:春先の様子はこちらで☆

探鳥地案内 長野県 戸隠森林植物園 春 5月編

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基本情報

何処にある?

冒頭でも書いた長野県にあるパワースポットとして有名な戸隠神社。
一番有名なのは中社と呼ばれる建物ですが、少し離れたところに戸隠神社奥社という建物があります。
こちらの建物にも駐車場が整備され、参道には多くの参拝者が溢れています。
この奥社への参道が戸隠山への登山道ともなっており、多くの登山客も通るルートです。
実はこの参道の脇に聖地はあるのです。

どんなところ?

敷地面積約70ha・東京ドーム約15個分の広大な敷地の中に、池や、湿地、広葉樹林・針葉樹林と様々な自然環境が詰まった何とも贅沢な場所です。
敷地内には木道で整備されたバリアフリー散策路や、周遊路、また奥社参道・鏡池へのルートなどの様々な遊歩道が整備されており、時間によっていろいろなコースを設定して楽しめます。

また、駐車場も整備されており、車でのアクセスも可能です。
ビジターセンターの他にもトイレがいくつか有り、長時間の探索にも安心です。
ただ一部のトイレはバイオトイレという方式をとっていますので、よく使用上の注意を読んで使いましょう。
駐車場近くにはビジターセンターがあり、様々な展示や、情報が見れますので、ぜひ一度は覗いてみることをお勧めします。

アクセスは?

公共交通機関の場合

JR長野駅よりバス・タクシーで約1時間

北しなの線黒姫駅よりタクシーで約30分

車の場合

上信越道長野ICより長野市内を抜け戸隠バードライン経由で約30km

上信越道須坂長野東ICより浅川ループライン経由で約35km

上信越道信州中野ICより国道18号・飯綱リゾートライン経由で約35km

上信越道信濃町ICより国道18号・信濃信州新線(県道36号)経由で約20km

戸隠バードラインには、善光寺の裏辺りに、七曲りと呼ばれる凶悪なヘアピンカーブの連続した山道があるので運転の際はお気を付けください。
初見だと結構怖かったです。

 

初夏の見どころは?

植物園全体的に木々の葉もしっかり育ち、少し鳥の姿は見にくい時期かもしれません。しかし、少し遅れて渡ってくるカッコウの仲間たちも出そろい、役者はすべてそろった状態です。
一年を通し一番賑やかな時期かもしれません☆
至る所で様々な鳥たちが囀っています☆では、エリアごとに見ていきましょう☆

みどりが池・中央広場

植物園の駐車場から最初につながるのがこのエリアで、トイレやビジターセンターが整備されています。
あまり大きくない大きさの池と、少し開けた広場が広がっています。
池の周りではアオジがお気に入りのソングポストを見つけてしきりに囀っています。
池の周りの木道ではアカハラが虫を捕まえていました☆
池とは反対の道路側に広がる林の中には、アオジにそっくりなノジコという珍しい鳥も姿を現します☆

アカハラ君☆

 

 

 

 

 

 

 

中央広場~高台園地

少し狭い土の道になります。
両側に明るい林が広がります。
広葉樹と針葉樹が混じるような形になり、小さな沢を渡るような橋もかかっています。
アオジ・キビタキの声がよく響き、木の幹にはキバシリやゴジュウカラがいます。
橋の下からコサメビタキが飛び出してきたので、水浴び場か、エサ場にしているのかもしれませんね。
すこし登ると高台園地に着き、植物観察園・水芭蕉の小道・外周歩道への分岐があります。

植物観察園

高台園地の脇にある庭園風の場所です。
ぐるっと周回できる道が整備されています。
野鳥のための水飲み場になりそうなものも配置されています。
水浴び姿は見れませんでしたが、アオジが良く囀っていました。

お気に入りの場所☆

 

 

 

 

 

 

中央広場~入口広場(木道)

こちらは先ほどの高台園地とは違う方向、奥社参道の入口方面へ向かう道です。
木道が整備されています。
入口広場には、バリアフリー歩道・せせらぎの小道への分岐があります。
バイオトイレも整備されていて、ここを起点に散策してもよいかと思います。

木道の区間は、片側が傾斜面・片側が平地・湿地となっていて、特に湿地側は視界が広いので観察にはよいかと思います。
キビタキやアオジが良く姿を見せてくれます。
入口広場の方からは、ホトトギスの声や、キツツキのドラミングの音が聞こえてきます。
一番テンションが上がって高揚感を感じる道です!!

バリアフリー歩道(木道)

入口広場から入れる木道です。
途中ことりの小道・杉の森への分岐があります。直進すると水芭蕉の小道へ繋がります。
入口広場から向かって右手は比較的視界の広い湿地、左側は明るい林です。しばらく進むと両側とも林になっていきます。
広葉樹と針葉樹がうまく混ざり合ってとても良い雰囲気の林です。
このバリアフリー歩道・水芭蕉の小道・せせらぎの小道が一番鳥影が多いのではないかと思います。

仲良く2羽で☆

 

 

 

 

 

 

ホトトギス・ツツドリの声、アオジ・キビタキの囀り、ドラミングともう野鳥に完全に包み込まれた感じになります。
未だかつて経験したことのない野鳥の密度を肌で感じます。
しかし、木々の葉が育っているので、なかなか春先の様に簡単に姿を見つけることが出来ません。
こういう時は焦らず、声のする方にシッカリ注目して、動くのを待つしかないですね。
見やすいところに留まってくれるかは運次第です(笑)
それくらいに割り切った方が楽しめるかもしれません。

水芭蕉の小道(木道)

バリアフリー歩道から続く木道です。
この先木道を進めばせせらぎの小道を経由して入口広場へ戻れます。
木道から外れて少し登る道を行けば高台園地へと繋がります。
道の名前の通り水芭蕉が綺麗な区間ですが、この時期はもう花は咲いていません。
やはりアオジの声とキビタキの声が多いでしょうか。
たまたま、クロジが飛び出してきて、いい位置に留まってくれました☆
こういうラッキーがあるからたまんないですね!!!

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せせらぎの小道(木道)

水芭蕉の小道と入口広場を繋ぐ木道です。
このエリアも基本的にはアオジ・キビタキが多いでしょうか。
ホトトギスだけはどうやっても見つけられず、悔しい思いをしましたが。
水芭蕉の小径と高台園地への道との三叉路辺りで、ミソサザイの独唱会に立ち会うことが出来ました。

独唱会☆

 

 

 

 

 

 

ことりの小道・杉の森

バリアフリー歩道から外周歩道へ抜ける道です。
少し雰囲気が変わって、背の高い針葉樹が多くなります。
先ほどの明るい林とは違って少し暗い雰囲気となります。
この道に入るあたりの大きな木によくアカゲラが見られます。
ここにいるアカゲラはオオアカゲラの可能性も大いにあるので、背中の模様やお腹の色には要注意です。

外周歩道~奥社参道(随神門)

植物園の外周を通るルートです。
随神門という参道にある門から鏡池までを繋ぐ道で、途中バリアフリー歩道へ繋がる分岐と、高台園地へ繋がる分岐があります。
鏡池まではそれなりに距離がありますので、時間のある方は歩いてみてもよいかもしれません。
アオジ・キビタキなどの小鳥や、ツツドリなどの声が良く聞こえます。
妻が随神門の脇にある木にツツドリらしき影を見たようです。

奥社参道 随神門~奥社(園外)

随神門から奥社までの参道です。
かなりの登り道になります。
途中戸隠山への登山道が有り、参拝者・登山客で賑わう道です。
パワースポットとしても有名で、ピーク時は参拝まで60待ちになる事も有るそうです。
時間に余裕のある方は行ってみても良いのではないでしょうか☆
参拝した帰りの登山道では、たまたまクロジが囀っていました。

ラッキー!!

早速ご利益が☆

 

さいごに

今回は7月初旬頃の状況を紹介しました。
木々の葉が生えそろい、夏鳥もほとんどが到着し、一番賑やかな時期ではないかと思います。
早ければ、すでに巣立った幼鳥も見られるかもしれませんね☆
標高の高い所なので、平地ほど暑くは無いですが、やはり観察は早朝がお勧めです。
太陽が完全に上ると蝉が鳴き始めて、鳥の声が聞こえにくくなってしまいますし、それなりに暑くなり体力も使います。
葉が多い分、鳥を見つけにくいかもしれませんが、ここの野鳥の密度は尋常ではないので、何かしらいい出会いが有るはずです☆
パワースポットとしても有名な観光地にありますので、観光のついでに気軽によれるという意味でもお勧めです。

 

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