野鳥図鑑 とりあえず、焼酎一杯グイーっと センダイムシクイ

酒場の一風景? いやいや、季節的にはキャンプ場のパーリーピーポー?
のような鳥が、夏になるとやってきます☆
そこらじゅうでお酒を勧めまくる鳥を紹介します。
その名はセンダイムシクイです☆

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まずは体の特徴からです。 大きさは約12~13cmで、スズメより小さな鳥です。
体の色は背中側は緑っぽい褐色でお腹側が白っぽい色をしています。
目の上の眉のような眉斑は淡い黄色で嘴の付け根から伸びています。
もう一つ特徴として、頭の真ん中に頭央線と呼ばれる淡い白色のラインがあります。

頭央線がハッキリ分かる☆

 

 

 

 

 

 

類似種のムシクイとの見分けに使えるので、このラインはしっかり確認しましょう☆

次に生態ですが、日本へは夏鳥としてやってきます。
渡ってくる範囲は広く、九州より北ほぼ全域にわたり棲みつきます。
主に平地から山地帯の明るい広葉樹林帯に多く、良く通る声で囀ります。

「焼酎一杯グイー!!」

 

 

 

 

 

 

軽井沢や、尾瀬沼周辺の湖畔林など、比較的標高の高いところにも棲んでいます。
また、カッコウの仲間のツツドリの托卵相手とされる種でもあります。
鳴き声は、「チョチョビーー」と甲高い声で、この声が「焼酎一杯グイー!!」と聞きなされることで有名です。
焼酎一杯の部分が、かなり早口でないとこのようには聞き取れないのですが、焼酎一杯という先入観があると、こうとしか聞こえなくなるので面白いですね。
グイーの部分は相当力強く、分かりやすいですが。

関連:軽井沢・尾瀬の情報はこちらです☆

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ちなみに名前のセンダイムシクイを漢字で書くと仙台虫喰と書きます。
どっからどう見ても宮城県仙台市が絡んでそうな名前ですが、仙台が原産とかではありません。
名前の由来は諸説ありますが、「チヨチヨビー―」のチヨを千代と書き、そこからセンダイと読み替えた説。
「チヨチヨビー―」を「鶴千代君」と聞きなし、歌舞伎や浄瑠璃の演目である「伽蘿先代萩(めいぼく せんだいはぎ)」の登場人物である鶴千代君とかけて、センダイという名が付いたという説があります。

この「伽蘿先代萩(めいぼく せんだいはぎ)」は江戸時代の仙台藩伊達家にまつわる話なので、あながち仙台が絡んでいないわけでもないような気がします。

 

どう聞こえるかは、人それぞれですが、この「チヨチョビー―」という声がムシクイの見分けには絶対必要不可欠ですので、何でもいいので自分の聞こえるように聞きなして覚えておきましょう☆

巣材運び中でしょうか☆

 

 

 

 

 

 

日本で見られるムシクイの代表的な3種をはじめ、ムシクイの仲間は見分けが難しいです。 色や模様で見わけるには、家のPCで拡大してジックリ図鑑と見比べても、???よくわかんないなんて事があります。
見つけたその場で見分けるのに一番なのは囀りです。
この声さえ覚えていれば見分けは出来ます☆

ということで、夏の森林でやたらと焼酎を煽ってくるこの鳥、センダイムシクイ。
色が地味目でなかなか目立たない鳥ですが、声はとても通るので、声の方向をじっくり探せば必ず見つかります。ぜひ耳を澄ませて聞いてみましょう「焼酎一杯グイー!!」

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