探鳥地案内 長野 日本一高いバス停 乗鞍岳畳平

日本の屋根とも称される日本アルプス、3000mクラスの頂が続きます。
山を登ったものだけが見られる風景、なんか憧れますよね。
しかし、毎年の様に滑落事故で何名もの方が命を落としており、なかなかハードルが高いと諦めてしまっている方も多いのではないでしょうか。
しかし、安心してください!! いい場所があります☆ 乗鞍岳です。

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どこにある?

乗鞍岳は、北アルプスの南端に位置しており、長野県松本市と岐阜県高山市にまたがる山々の総称です。
ちょうど上高地の南側辺りになります。
長野側の麓には乗鞍高原と呼ばれる裾野が広がっており広大な面積を持ちます。

どんなところ?

3026mを誇る剣ヶ峰をはじめ、大小23の峰、7つの湖、8つの平原を有する広大な面積を誇ります。
中でも畳平と呼ばれる場所には、日本最高地点のバスターミナルが有り、土産物店・食事処が完備された一大ターミナルとなっています。
この畳平でなんと標高2702m、バスに乗っているだけで、いきなり森林限界を超えて高山帯に降り立つことが出来ます。
この畳平からさらに上の峰へ足を延ばしてみるもよし、周辺に整備されている散策路を歩くのもよし、いろいろな楽しみ方が出来ます。
ここからバスで直接降る事ももちろん出来るのですが、お勧めは少し下って、位ヶ原山荘という山小屋のバス停まで行き、そこからバスで降るのがいいです。

関連:森林限界に付いてはこちらの記事を☆

野鳥豆知識 森林限界ってなんぞや?? 生物の高度分布について

 

位ヶ原山荘が標高2350mなので高度にして約350mの下り道でそこそこ距離はありますが、バスが登れるような緩い勾配の下り道なので体力的にはあまり負担はありませんし、なにせ2500m以上の高山帯の中を舗装された道で散策できる国内でも例のないであろう貴重な場所です。
また歩いて森林限界のラインを越えて、植物の変化を観察できるのも貴重な体験だと思います。
ここを散策しない手はありません☆
ただ、標高が標高なので、気温が低いです。
服装などには十分注意して下さい。

 

アクセスは?

長野県側より

公共交通機関

上高地線新島々駅より乗鞍高原方面のバスで、乗鞍高原観光センターへ。

乗鞍観光センターより山頂行きシャトルバスで約50分

マイカー

長野道松本ICより国道158号を上高地方面へ、途中乗鞍高原への分岐があるので、乗鞍高原方面へ。

乗鞍高原観光センターをはじめその先にも駐車場が有るが、始発の観光センターから乗るのが間違いないかと。

岐阜県側より

公共交通機関

JR高山駅よりバスで平湯温泉駅へ。ここより乗鞍山頂行きのシャトルバスで約60分。

マイカー

中部縦貫道高山ICより国道158号を上高地方面へ走り平湯温泉のバスターミナルへ。

ここからシャトルバスへ乗り換えて約60分。

※マイカー規制が行われており、畳平へは専用のシャトルバスを利用するしかありません。

 

みどころ

畳平駐車場付近

標高2700mとは思えないほど、施設が充実しています。
土産物店や軽食・もちろんトイレも有り、散策の拠点としては申し分ない場所です。
駐車場のすぐ脇には鶴ヶ池と呼ばれる池が有り、散策路が有ります。
また、数ある峰のうちの幾つかに登る道が接続されており、20分程度で山頂まで行けるので、体力と時間に余裕が有る方は、チャレンジしてもいいかもしれませんね☆

カヤクグリ☆

 

 

 

 

 

 

畳平~位ヶ原山荘

メイン散策路です。
バスが通るので少し注意が必要です。
2700mから2350mまでの緩やかな下り道です。
高山帯と亜高山帯の森林限界を超えていく道なので、木々の変化が楽しめます。
畳平からスタートしてすぐは、背の低いハイマツやナナカマドなどが疎らに生えています。
また、途中の山肌には大雪渓と呼ばれる、万年雪のエリアが見え、夏でもスキーを楽しむ強者が見られます。
結構な角度で、さほど広くないのですが怖くないのかな、カッコいいです。
ハイマツの上を見ていくと、カヤクグリやホシガラスがいたりします。

ホシガラス☆

 

 

 

 

 

 



木が低いので鳥が羽ばたいて移動するとすぐわかるので、観察には向いていると思います。
特にホシガラスは亜高山帯や高山帯でしか見られない珍しい鳥なのでぜひ押さえたい種です。
また、ハイマツなどの生際、岩場などをじっくり観察すると、イワヒバリやカヤクグリがいます。
イワヒバリも高山帯の鳥として人気が有る種で、あまり人に対しての警戒心が高くないので、割と近くでも観察できます。
ですので、登山客にも人気の鳥だそうです☆

イワヒバリ☆

 

 

 

 

 

 

関連:押さえたい鳥達はこちら☆

野鳥図鑑 星空を纏う鳥 ホシガラス

野鳥図鑑 多夫多妻?? イワヒバリ

 

しばらく下っていくとだんだん木の高さが高くなっていき、生えている木の種類が変わってきます。
森林限界ラインを越えたという貴重な体験をしたことになりますが、意外と景色に夢中になっていて現地では、いつの間にか変わってる程度の感覚でした。
今、行けば少し意識できるかな。
でも結局景色に圧倒されて気づかないんだろうな。それくらい圧倒される風景です。

木々が高くなってくると亜高山帯に入って来たということです。
残念ながら、筆者が行った時は余り鳥は見つけられませんでした。
おそらく多くの鳥は居ると思うのですが、タイミングが合わなかったのかなという感じです。

 

さいごに

まずは、日本一高いバス停ということで、この2700mという高山帯へのアクセスは最高です。
また、舗装された緩やかな道で高山帯から亜高山帯へと森林限界ラインを越えて歩けるというシチュエーションも大変貴重な場所です。
もうこの二つの条件だけで行く価値は十分あります。
特に紅葉の時期は、言葉を失うほどの絶景です。
野鳥に関しては、ホシガラス・イワヒバリはぜひとも押さえておきたい場所です。
見つけるのは、さほど難しくないと思いますので、景色を楽しみながら、高山の鳥を探す優雅な楽しみ方が出来るんではないかと思います。

 

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