野鳥図鑑 山小屋の商売繁盛祈願をする鳥 メボソムシクイ

雪解けを迎え、山開きが行われ、登山や観光客が増え、山小屋などが賑わいを見せるころ、今が稼ぎ時だと、囀り商売の応援をする野鳥がいます。
今回はそんな商売人のような鳥、メボソムシクイを紹介します☆

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まずは体の特徴からです。 大きさは約13cmでスズメと同じくらいです。
体の色は上面が暗い緑褐色で、お腹側は淡い黄緑色をしています。
眉のような白い眉斑があります。
類似種のセンダイムシクイとは異なり頭の中心をとおる頭央線の変色が無いのが特徴です。
嘴が肉褐色で先端が暗い褐色というのも見分けるポイントになっています。

頭央線がない☆

 

 

 

 

 

 

続いて生態ですが、日本へは繁殖のために夏鳥として渡ってきます。
九州・四国・本州の亜高山帯の針葉樹林から高山帯に棲みつくことが多い鳥です。
北海道の知床半島周辺で見られていた個体は、オオムシクイという種に分けられたそうです。
鳴き声は「ジュリジュリジュリジュリ」と同じ調子で4回が5回続けます。
これが、「銭取銭取・・・」と聞きなされます。

色は地味な鳥です。

 

 

 

 

 

 

 

一度聞くともう銭取としか聞こえないのが不思議です。
思い込みの力はすごいです。ちょうど、登山客が増え、稼ぎ時にメボソムシクイが渡ってきて「銭取・・・」と鳴く。

素晴らしい流れです。

メボソムシクイが渡ってくるのが亜高山から高山帯というのもミソで、ちょうど山小屋などの施設が有る高さなんですね。
低すぎるとそんな施設余りないですからね。

もうこれは完全に狙って棲みついてます(笑)

メボソムシクイをはじめムシクイの仲間の観察には、上高地や尾瀬がおすすめです。

関連:ムシクイに会える上高地・尾瀬の情報はこちらへ☆

探鳥地案内 上高地(5月編)

探鳥地案内 尾瀬シリーズ 初夏の尾瀬沼6月

 

ちょうど、低山地の広葉樹林と亜高山針葉樹林が入り混じった混合林なので、
広葉樹を好むセンダイムシクイと、針葉樹を好むメボソムシクイの両方を観察することが出来ます。

センダイ「焼酎一杯グイー☆」

メボソ「銭取銭取・・・!!」

ゼニトリゼニトリ♪

 

 

 

 

 

 

のんべえと酒屋の親父の会話みたい。
こんなやり取りがあちこちで聞こえます☆
よくよく考えると結構カオスですね。

さらに、亜高山の混合樹林で、しかも崖地を好むという超こだわりの強いエゾムシクイも現れる可能性が有り、一気に3大ムシクイをコンプリートしムシクイマスターになる事が出来る可能性があります☆

 

亜高山帯から上にしか基本的には渡ってこないので、都市部で見ることは難しいかもしれませんが、高原や山へハイキングに行かれた時には、「ジュリジュリ銭取銭取・・・」という声が聞こえないか聞き耳を立ててみてください☆

体は小さく地味な色ですが、大きな鳴き声で囀るので、鳴き声の方向をじっくり観察してみましょう、見つければ、商売繁盛の象徴ですから何かご利益があるかもしれませんよ☆

 

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