野鳥図鑑 小さな青い宝石 コルリ


9月や12月の誕生石にラピスラズリという宝石が有ります。
深い青で非常に美しく渋い宝石です。
このラピスラズリには和名が有り、瑠璃(るり)と言います。今回は瑠璃のような色をした美しい鳥の一種、コルリを紹介します☆

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まずは体の特徴です。 大きさは約14cmで、スズメに近い大きさです。
体の色ですが、雄の成鳥は、体の上面は暗い青色で、お腹側は白色です。
目先から胸の辺りの体の側面に黒いラインが入るのも特徴です。
雌は、体の上面と胸の辺りが緑褐色、お腹側が白い色をしています。
スズメ程の大きさなので、そこまで小さい訳ではないのですが、コルリ(小瑠璃)と呼ばれるのは、オオルリ(大瑠璃)という、同じく青い鳥と比べて小さいからだと思われます。

綺麗な青い鳥☆

 

 

 

 

 

 

関連:大きな方の青い鳥、オオルリの記事はこちら☆

野鳥図鑑 幸せの青い鳥 別名瑠璃鳥 オオルリ

 

 

 

続いて生態に関してですが、日本では夏に繁殖を目的に渡ってくる夏鳥として観察できます。
本州中部から北海道までの範囲と、一部四国でも観察例が有ります。
主に低山地から亜高山帯にかけて下草の多い落葉広葉樹林を好んで生息します。
ササなどの下草に潜んでいることが多く、なかなか見つけることができず出会うのが難しい鳥では有りますが、春先、パートナーを探している期間は、比較的分かりやすい木の上で囀っていることも有るので、チャンスです。
上高地や、軽井沢野鳥の森など、標高の高い場所で多くみられる鳥ですが、春や秋の渡りの時期には、市街地など平野部の公園等でも観察するチャンスが有るかもしれません☆

上高地にて☆

 

 

 

 

 

 

また、カッコウの仲間のジュウイチという鳥の托卵先にもなる鳥です。コルリが生息しているという事は、大変貴重なジュウイチの生息域とも重なっている可能性が有りますので、こちらの鳥にも注目して探索しましょう☆

さて、瑠璃という宝石の様に美しい色をしたコルリですが、コルリ以外にもルリという名を持っています。

 

先ほど大きさのところで登場したオオルリや、冬のアイドル的な存在のルリビタキ、奄美大島や加計呂麻島等のごく限られた島にしか生息していない固有種のルリカケスなどが、日本で見られる瑠璃色の鳥たちです。

 

ルリカケスはちょっと特殊でレアな鳥ですが、他の3種は本土でも観察できる鳥なので、三大青い鳥等と称され親しまれています。
この小さなくくり、他にも三鳴鳥などが有りますが、野鳥観察していく中で、全部揃うと少しテンションが上がります。 ちょっとした役が揃った感覚なんでしょうかね。花札の猪鹿蝶的な(笑)
もともと収集癖がある自分にとってはモチベーションを保つ一つの要素でもあります。

関連:三鳴鳥とはこちら☆

野鳥図鑑 春と言えばこの鳥 ウグイス

野鳥図鑑 幸せの青い鳥 別名瑠璃鳥 オオルリ

野鳥図鑑 日本三鳴鳥の一角 コマドリ

 

日本に数種類しかいない青い鳥、その中でもなかなか見つけにくい鳥では有りますが、その分、見つけられた時は非常にうれしいです☆

軽井沢野鳥の森にて☆

 

 

 

 

 

 

コルリに出会えれば、三大青い鳥のコンプリートへの最大の山場は超えたようなものです☆
ぜひ三種それぞれ違った可愛さ、綺麗さが有りますので見比べてみたください☆

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