野鳥図鑑 菊を冠する鳥の王 キクイタダキ

こんにちは、hijikiです。

今回の鳥は、ちょっと変わった名前の鳥ですが、漢字を見れば一目瞭然です。
漢字では「菊頂」と書きます。 頭のてっぺんに菊の花のような黄色い羽毛が有るので、頂きに菊の花があるようだというところからこんな名前になりました。
ちょっと日本的な名前でかっこいいですよね。
では早速、特徴を見ていきましょう。

スポンサーリンク

まずは体の特徴です。 大きさは10cm程しかなく、ミソサザイ・ヤブサメヒガラと共に日本最小クラスです。 見た目のイメージだとキクイタダキが一番小さい印象がありますが。
体の色は、頭部以外の体の上面はオリーブ色、お腹側は背中側に比べ少し色っぽい色をしています。
羽には黒と白の模様があります。
頭頂部に、淵が黒く・中が黄色い部分があり、これが一番の特徴となっています。
この黄色い部分を、菊に見立てたのが名前の由来です☆

針葉樹が好き

 

 

 

 

 

 

関連:小さいものクラブのメンバー ミソサザイ・ヒガラに関してはこちらへ☆

野鳥図鑑 鳥の王様?! ミソサザイ

野鳥図鑑 黒いヨダレ掛け?? ヒガラ

次に生態ですが、北海道と本州中部以北のエリアでは留鳥・漂鳥として生息し、低山地から亜高山帯の針葉樹林を好んで棲んでいます。秋冬の寒い時期には、低地にや暖かい南の方へ移動するものも居て、針葉樹が多い都市部の公園でも見るチャンスがある鳥です。

同様に、本州中部以南の地域では秋冬に見るチャンスがあります。
針葉樹林の中をちょこまかと飛び回り、虫などを捕まえて食べています。
飛行能力が高く、ホバリングをして枝の先の虫なども器用に捕まえることが出来ます。

ホバリング中!!

 

 

 

 

 

 

関連:留鳥・漂鳥に関して、亜高山帯等の高度に関してはこちらでまとめています☆

野鳥豆知識 渡りの区分って何??

野鳥豆知識 森林限界ってなんぞや??

鳴き声が、シーシーシーとかツリリリリという感じで虫の鳴き声に似ていることから、針葉樹である杉や松にいる虫で古くは室町時代にスギムシ・マツムシという異名を名付けられた事が有るくらい小さい鳥です。

うーん、小さい!!

 

 

 

 

 

 

さらに古くは、平安時代に、松の皮を毟って獲物を探す姿からマツムシリ(松毟鳥)と呼ばれて親しまれていたそうです。 ちなみにマツムシリ(松毟鳥)は俳句の世界では春と秋の季語とされています☆

話は変わって、この小さな鳥ですが、あまりに小さいために、昆虫に襲われてしまうことも有るそうです。 犯人はカマキリ!! オオカマキリという種は9cmくらいまで育つ個体がいます。
胸にある腕の付け根が黄色いのがオオカマキリ・オレンジだとチョウセンカマキリです。 虫取り少年だったのころの知識が役に立ちましたね☆
このオオカマキリに襲われて食べられてしまったという事例が有るようです。

鳥をも捕えるさすが昆虫界きってのハンターですね。 幸い襲われているところに出くわしたことはありませんが、もし見つけてしまったらどうしよう・・・って感じです。

カマキリもカッコいいのですが、キクイタダキも可愛い。やっぱりできれば、見たくない光景ですね。。。

かわいい☆

 

 

 

 

 

 

さて、暗い話はここまでにしまして、このキクイタダキ、海外では鳥の王様と呼ばれています。 黄色い部分を王冠に例えているんですね。 ちなみに学名は、「Regulus」ラテン語で小さな王という意味です。 かっこいいですね!!

食器等のデザインにも使われていますね☆

 

実際に、林で見るとほんとに小さくて、蝶とか蛾に間違えそうな大きさで、動きも素早くなかなか画面に捉えるのは難しい鳥ですが、顔や姿は可愛い鳥です。 運が良ければ、菊とも王冠とも称される黄色い模様が見えるかもしれませんね。
ハイキングやトレッキングの際に針葉樹林の中で飛び回る影を見つけたら要注意です。
その影は、もしかしたら菊を冠する鳥の王かもしれませぬぞ!!

 

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)