野鳥豆知識 季語と野鳥 季節の代名詞となった鳥

国語の授業で、俳句や短歌を詠んだことはありますか?
最近は、テレビでも芸能人の方が俳句を詠んで、俳人としての潜在能力を・・・なんていう番組も有りますね。
歌や俳句には幾つかルールが有ります。 5・7・5の音や、季語を入れるといった事です。
このルールに敢えて則らずに自由な表現をするのは、川柳といってこれはこれで人気が有ります。
毎年恒例のサラリーマン川柳なんかで、胸にぐさぐさ来る自虐ネタが有ったりしますが。
今回はこの日本人となじみの深い歌の世界と野鳥の関係を見ていきましょう☆

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季語とは?

日本の歌の歴史は古く、最古の歌集とされている万葉集は7世紀半ばから8世紀半ばの間に詠まれた歌がまとめられています。
季節が意識し始めれれたのは平安時代からで、一番最初は「花」が春、「ほととぎす」が夏、「月」「紅葉」が秋、「雪」が冬で、五箇の景物と呼ばれて重要視されるようになります。
その後、鎌倉時代には、必ず季節を表す季語が入っていないといけないというルールが出来てきて、次第に季節を表す季語も増えてきます。
室町時代には季語は270にも増え、俳句が生まれた江戸時代には加速度的に増え始めて、2600まで増大、そして今現在も増え続けていて現在の歳時記には約5000もの季語が収録されているそうです。
今や季語には、入社式、ビアガーデン、クリスマス、ラグビー等という現代風な風物詩も多く含まれています。

 

 

季語になった鳥

関連:このサイトで紹介している鳥はリンク付きにしています☆ぜひ

春・三春【初春・仲春・晩春】

いわつばめ・うぐいすうそ・きじ・こじゅけい・こまどり・すずめの子・つばめひばりほおじろ・まつむしり(きくいただき)・もず・やまどり

うそ☆

 

 

 

 

 

 

夏・三夏【初夏・仲夏・晩夏】

あおさぎ・あおばずく・あおばと・あかしょうびん・あじさし・いわひばり・う・うみねこ・えながおおるりかっこうかわせみ・くいな・けり・このはずく・こまどり・こるり・ごいさぎ・ささごい・さめびたき・さんこうちょう・しじゅうから・しらさぎ・せっか・たましぎ・つつどり・つばめの子・とらつぐみ・のびたき・ばん・ひがらびんずい・ぶっぽうそう・ほおあかほしがらす・ほととぎす・まみじろ・みぞごい・めじろ・やませみ・やまがら・よしきり・よしごい・よたか・らいちょう・るりびたき

おおるり☆

 

 

 

 

 

 

 

 

秋・三秋【初秋・仲秋・晩秋】

うずら・かけす・きつつき・しぎ・せきれい・つぐみひよどり・ひわ・むくどり・もず

カケス☆

 

 

 

 

 

 

冬・三冬【初冬・仲冬・晩冬】

おしどり・かいつぶり・かも・たか・ちどり・つる・はくちょう・はやぶさ・ふくろう・みやこどり・みそさざい・わし

ふくろう☆

 

 

 

 

 

 

 

さいごに

日々増え続けている季語ですが、今現在で少なくとも、これくらいの野鳥が季語として使われています。
他にも鳥に関する用語、渡り鳥やスズメの巣等々、多くの鳥ワードが季節の代名詞として歳時記に記録されています。

 

若干夏が多いですかね。
繁殖期を迎えて、多くの鳥が日本へ渡ってきたり、留鳥としている鳥が、囀り始める季節ですので、存在が目立つのかもしれません。野鳥観察を続けていくと、まさにこの季語・歳時記の通り、「○○が来たから季節はもう秋だ」とか、多くの場面で季節を感じることが有ります。

少しでもこの季語の鳥、頭の片隅に記憶が有れば、普段の生活上での野鳥との出会いに季節感を感じることが出来て楽しいかもしれません☆

 

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