野鳥図鑑 日本最大のカイツブリ カンムリカイツブリ

よく小さな子供をおんぶしている親子を見かけます☆
最近うちも試したのですが、抱っこより少し動きが取りやすかったです☆
もちろん補助のベルトの様なものを使ってますが☆
さて、子供をおんぶするのは人間や猿だけでは有りません。
カイツブリという鳥の仲間は、雛を背に載せて移動します。
今回は、そのカイツブリの中でも日本最大のカンムリカイツブリを紹介します。

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まずは体の特徴からです。 大きさは約45〜60cmで、日本で見られるカイツブリの仲間としては最大です。
首が非常に長く、体の上面は黒褐色、下面は白っぽい色をしています。
頭頂部には黒い冠羽が有ります。
冬場はこの冠羽はあまり目立ちませんが、夏の繁殖期になると冠羽は伸び、また首元には黒い縁のある赤い褐色の飾り羽が生えます。

冬羽は結構地味☆

 

 

 

 

 

 

関連:同じく冠羽があるオシャレな鳥は!!

野鳥図鑑 美しい春の空に ヒバリ 

 

 

つぎに生態ですが、日本では主に冬鳥として九州から北の広い範囲に飛来します。
多くの個体は、春になるとユーラシア大陸中部に帰って行きますが、一部の個体は日本に残り繁殖します。
有名な繁殖地は琵琶湖で、およそ1000羽以上が夏を過ごしたという記録が残っています。
また、青森県下北半島でも少数が繁殖した記録が有るようです☆

関連:野鳥達の渡りに付いてはこちらの記事を!

野鳥豆知識 渡りの区分って何??

 

流れの緩い河川や湖沼・湿原・河口部・港湾などの水辺に幅広く生息、姿を現します。
食性は動物食で、魚や両生類、昆虫等を食べています。
長いものは30秒以上も潜水し、獲物を捕らえる事が出来る能力を持っています。
また、水面から飛び出す時に、水面を蹴って助走を付けて飛び出しますが、その姿がちょっとかわいいです。

波間に頭だけがみえる!!

 

 

 

 

 

 

琵琶湖等でしか見られない繁殖のシーズンには、水生植物の茎や葉で作られた浮巣を作り、水辺近くの植物等に固定します。
そこで生まれた雛は、約2週間ほどは、親鳥の背中に乗って移動します。
とても微笑ましい親子像です☆

 

世界的に見てもあまり数の多い鳥ではなく、国際自然保護連合IUCNによりレッドリストのLC(軽度懸念)の指定を受けており、また日本国内でも都道府県によっては絶滅危惧種に指定している自治体も有ります。
数が減った理由は、特にイギリスで羽飾りや防寒具にするために大量に捕獲された時期が有ることが少なからず影響を与えていそうです。

関連:絶滅危惧種とはこちら!!

野鳥豆知識 絶滅危惧種ってなんだ??

 

さて、冬でも体が大きく迫力も有り、冠羽もカッコいいカンムリカイツブリですが、やはり繁殖期の更に威厳のある飾り付けをした姿もぜひ一度見てみたいですね。
琵琶湖には約1000羽が残っているとは言うものの、あの広さで1000羽です。
なかなか簡単には会えそうには無いですが、いつかチャレンジしてみたいと思います☆
関西方面・北東北の方はぜひ夏場に探してみてください☆

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