野鳥図鑑 夏の季語 行々子 オオヨシキリ

「行々子 大河はしんと 流れけり」 小林一茶

「能無しの 眠たし我を 行々子」 松尾芭蕉

日本を代表する俳人 松尾芭蕉と小林一茶の詠んだ句にそろって登場する【行々子(ぎょうぎょうし)】が今日の主役です。
ちなみに先に言っておきますと、今はオオヨシキリと呼ばれています。

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まずは、体の特徴を見ていきましょう。
大きさは約18cmでスズメより一回り程大きいでしょうか。
色は背中側が緑褐色、お腹側が淡褐色、黒っぽい過眼線が特徴で、雄雌同色です。

次に生態です。 日本へは、繁殖のために、夏鳥としてやってきます。
葦原を好み、全国の池や湖・湿地の葦原へ渡ってきます。
ヨシを切り裂いて中にいる虫などを捕えることから、ヨシキリと呼ばれるようになったと考えられています。
この葦原というのがなかなか野鳥には居心地の良い空間のようで、いろいろな鳥が隠れています。
ウグイスやセッカ等、色もどことなく似たような種が多いですが、心配は無用です。

関連:似たような鳥はこちらで紹介しています☆

野鳥図鑑 ちっちゃいけれど声でっかい!! コヨシキリ

野鳥図鑑 春と言えばこの鳥 ウグイス

 

葦原の目立つところで、ここにいるよー!!と言わんばかりに大きな声で鳴くので、すぐに見つけることが出来ます。
鳴き声が、「ギョギョシ ギョギョシ ギョギョ!!!」と、よく言えば賑やか、悪く言えばうるさいくらいです(笑)

遠くでもすぐわかる!!

 

 

 

 

 

 

目立つ目立つ!!

 

 

 

 

 

 

この鳴き声が今回のポイントです!!
もう、うすうす感づいた方もいるかもしれませんね。

そうです。鳴き声が、ギョギョシと聞きなされて、【行々子(ぎょうぎょうし)】という別名が付きました。
さらに、夏にやってきて、大きな声で鳴くので、夏の季語になり俳句や和歌で詠まれるようになった結果、あの有名な俳人2名の俳句にも登場したというわけです。

彼らのいる場所は、日陰が無く暑い所が多いので、日焼け対策や熱中症に気をつけて観察して下さい☆

 

 

古くから夏の風物詩とされ、季語となって皆に愛されてきた、行々子ことオオヨシキリ、葦原であれば結構な確率で棲んでいて、目立つところで鳴くので、居ればすぐにわかります。
ぜひ見つけて風流だなぁーと、感傷に浸ってみるのも良いのではないでしょうか?

よく見ると可愛い☆

 

 

 

 

 

 

ただし、

あの大声を聞いて感傷に浸れるか、浸れないかは、あなた次第です(笑)

余談ですが、松尾芭蕉や小林一茶が気になる方は。

芭蕉紀行文集 付嵯峨日記 (岩波文庫) [ 松尾芭蕉 ]

一茶句集 現代語訳付き (角川文庫 角川ソフィア文庫) [ 小林一茶 ]

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