野鳥図鑑 日本にも棲んでいる 森の賢者 フクロウ

ヨーロッパ、特にイギリスに端を発したフクロウブームが凄いです。
色々な種の見た目も可愛いフクロウの仲間がペット用として扱われています。
フクロウカフェなんていう猫カフェのフクロウ版も人気です。
フクロウをモチーフにした雑貨・アイテムも多く人気です。
さて、そんな人気者のフクロウの仲間たちですが、日本でも野生で暮らしている種がいます☆
今回はズバリ、フクロウを紹介します!!

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まずは体の特徴です。 大きさは50cm~60cm程でカラスくらいの大きさです。
全体的にモフモフしたイメージなので、カラスよりはまるっとしていますが。
体の色は、背中側は褐色に、濃い褐色・黒・白等の斑紋が混じります。
お腹側は白い羽毛に褐色の縦じまが入り、顔は灰褐色です。
顔の淵にある輪郭のように見える羽毛はハート形をしています☆
平らなお面のような顔にまん丸い大きな瞳、割とシャープな嘴が特徴です。

ハート形の顔♡

 

 

 

 

 

 

次に生態ですが、日本では九州・四国・本州・北海道に留鳥として分布しています。
平地から低山帯・亜高山帯の森林・草原・農地・里山等に棲んでいます。
大きな木の有る公園や社寺林に住んでいることも有ります☆

関連:フクロウも該当する留鳥とは何か?気になった方はこちらの記事へ☆

野鳥豆知識 渡りの区分って何??

 

この分布をみると、どこでもいそうな感じですが、実際はどうなのでしょうか?
環境省のレッドデータブックにフクロウは入っていません。
ただ、都道府県のレッドリストを見てみると、東京・千葉・山形で絶滅危惧Ⅰ類・和歌山・岡山・大分で絶滅危惧Ⅱ類の指定を受け、青森・栃木・静岡・奈良・山口等をはじめ16の府県で準絶滅危惧の指定を受けています。
特に地方の偏りなく、全国的に数が少なくなっているということですので、なかなか簡単には見れないのかもしれません。

関連:絶滅危惧種に関してはこちらの記事でまとめています☆

野鳥豆知識 絶滅危惧種ってなんだ??

 

 

夜行性で、基本的には昼間はほとんど動かず、夕方頃から活動を始めます。
ただ絶対昼間動かないわけではなく、冬場や雨風の後等、獲物が少ない・捕れていない時には昼間動くことも有ります☆
目・耳の能力が異常に高く・また首も自由に動く可動範囲が広いので、動き回らなくても獲物を見つけることが出来るます。
ネズミやモグラといった小型の哺乳類から、ハトくらいまでの鳥・虫など様々なものを捕える森のハンターです。

見事にカモフラージュされたカラーリング

 

 

 

 

 

 

また定住性が非常に強い鳥で、毎年同じ巣を使ったりするので、各地で、巣にカメラを仕掛けたりしての調査や・観察が行われています。
巣立ったばかりの雛・幼鳥は、まさにぬいぐるみ。
直に見たことは無いけれど、可愛いです。

 

さてこのフクロウ、今も人気ですが、昔から人とのかかわりの多い鳥です。
古くは、ギリシャ神話に出てくる知恵の女神アテナ神の象徴としてフクロウが使われました。
このことから、西洋では、フクロウは知恵の象徴とされ森の賢者とも呼ばれています。
また、童話・民話にも知恵者・長老のような立場での登場が多いようです。

 

東洋ではどうでしょうか。
中国にはフクロウは成長した雛が親を食べるという言い伝えが有り、親不孝者・下剋上の象徴とされていたようです。その悪い印象が残っている言葉がいくつかあります。

梟雄(きょうゆう) 残忍で強く荒々しい事・またその人。

乱世の梟雄なんて使われ方をします。
日本では戦国三大梟雄という物が有り、斎藤道三・松永久秀は当確、残り一枠が北条早雲か宇喜多直家のどちらか、というような論争を巻き起こしております。

しかし今現在は、フクロウを不苦労と当て字をして縁起が良いとすることも有ります。
縁起物ということで置物を飾るような風習も有るようです。

 

ちょっと脱線してしまいましたが、フクロウが人間と密接にかかわりあってきた証が色々な形で残っています。

数が減りつつあり、なかなか会いにくい鳥ではありますが、あえない鳥ではありません。ペットや、カフェで会うのも可愛いですし、ちょっといいなぁと思います。
実際飼うにはそれなりの覚悟がいりそうですが。

ちなみに、写真は栃木県三毳山で撮ったものです。
何の情報も持たずに、たまたま散歩がてら出かけたら、居ました。
余りに突然現れたので、驚く間もなく、「あ、いるんだ。へぇ~」くらいの良く分からない変なテンションになってしまいました。

「呼んだ??」

 

 

 

 

 

 

実際見たのはこの一回だけですが、全く見れないわけではないというのは実証できたと思います。
ぜひ一度ワイルドな姿、探してみるのも良いのではないでしょうか☆

 

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